動画作成の手順。

2010年05月02日 00:48

蓮-hasu-さんのコメント見て、ちょっと自分のやってることを整理したくなったので、普段やってる僕の動画作成の手順など。

自分で曲を作るときも、ムジカさんの曲に動画をつけるときも、今のところ手順は同じです。

まずは曲を聞き込みながら、ピアプロで曲のイメージに合うイラストを探します(イラストを絵師さんに発注している場合は、この行程はほとんど省きます)。だいたい1曲で3~6時間くらいピアプロの中に潜っています。その間曲は無限ループでイメージを膨らませておきます。可能な限りヘッドホンで聴きます。外の音は極力排除。
だいたい1曲で10~50枚くらいのイラスト・素材をブックマークします。「ナガレボシ」は今までの最小で11枚。最高は「nostalgia」と「CLOVER」の姉妹曲をセットにした68枚。
今後作成予定の「あさぎてのひら」が18枚、「傾城妓唄」が15枚。
「雨だれに酔い虹」では24枚ブックマークしていました(「空へ」は今探してる最中です)。

100501.jpg

写真は「ナガレボシ~Shooting star~」の動画作成の時に使った歌詞カードです。
絵コンテの代わりに、どの歌詞にどのイラストをつけるか、曲を聴きながらピアプロであらかじめブックマークした作品群を眺めて、使うイラストや素材のタイトルを書き込んでいきます。クレジットとお礼をするために作者名もあらかじめ控えておきます。「ナガレボシ」で使った素材・イラストは8枚でした。

100501_2.jpg

この写真は「ナガレボシ」のサビ2より後ろの部分の拡大写真です。
イラストの設定が終わると、歌詞を入力するために歌詞カードと曲の異差を埋めていきます。「ナガレボシ」はサビ3から特徴的な被さりが入ってくるので、曲を聴きながら順番を振っていきます。

これが終わる頃には、頭の中に絵コンテが出来上がります。タイトルのイメージができた場合は、この時点でロゴの作成に入ります。

100501_4.jpg

ロゴはPhotoshopで作ります。「CLOVER」の時は黒背景のJPEGで作りましたが、「ナガレボシ」は透過PNGで作って貼り付けました。
音源を用意し、ピアプロからイラストや背景素材をDLすれば、ブラウザでの作業は終わりです。

ここからは愛用の動画編集ソフトVIDEO STUDIO12の出番となります。

100501_3.jpg

上の写真は「ナガレボシ」の一番最後の部分、イラストと素材以外のクレジットをしている部分です。
(イラストはatroさんのものです)

まずは音源を配置して、真っ黒の背景画を貼り付け、ここからがスタートです。
頭の中の絵コンテに従って、素材をタイムラインに並べていきます。
僕は基本的に、素材を2つ並べ、素材を入れ替える部分のエフェクトを決めてから次の素材を置いて、またイラストが変わる部分のエフェクトを決めて…とこれを終わるまで繰り返します。音を聞きながら、微妙なずれを少しずつ修正していきます。ズームやパン、オーバレイをするときも前から順番にひとつずつ設定して確認してから次の素材に移動します。上の写真ではタイムライン上の濃い水色が素材、黄色の部分がエフェクトになっています。一番下の水色は音源、真ん中の水色は文字です。

100501_5.jpg

パン&ズームの設定画面です(イラストはhinzo_ma38さんのものです)。
パンやズームは基本的に曲を聴きながら直感で動かしていきます。頭の中の絵コンテに沿って、気に入ったものができるまで細かく設定を繰り返します。
VIDEO STUDIO12で満足のいく動きが作れなかった場合は、FLASH MXに移動してアニメーションを作ってから、VIDEO STUDIOに読み込みます。

これが曲の最後まで到達すれば、次は文字入れになります。

100501_6.jpg

文字入れの最初は曲調や歌詞に合うフォントを探すところから。
写真は冒頭の「混沌の闇を突き抜け」の部分です(素材は燎蘭鳳架さんのものです)。
「ナガレボシ」では「DFG教科書体W4」というフォントを使ってます。
文字の配置はこれまた直感で。
歌詞表示を特殊にしたい場合は、この時までにオーバーレイ素材を用意して貼り付けておきます。

100501_7.jpg

上の写真は作成中の「傾城妓唄」のものです(イラストはnayuさんのものです)。
「傾城妓唄」では画面左側を歌詞表示エリアとして、真っ黒の素材をオーバーレイでイラストの上に挿入して、さらにその上に歌詞の文字列を縦書きにして載せてます。文字フォントは「DHP行書体」です。

表示のタイミングは曲を聴きながら細かく設定してきます。歌詞の表示はある意味イラストの切り替えよりも格段にシビアです。設定→曲聴きながら確認→調整→曲聴きながら確認→調整…を納得いくまで繰り返します。
文字は表示エフェクトが限られているので、基本的には「クロスフェード」のユーザー設定をチョイスします。フェードのタイミングも曲を聴きながら調整します。

歌詞の入力が終われば、最後にイラストや素材のクレジットを入れ、作詞作曲者のクレジットを入れます。

エンコードする前に最終確認をした後、エンコードして、さらに確認します。
(エンコード前の動画は画質が悪いので、エンコードした後想定してたイメージと変わることがあるためです)

動画再生ソフトでさらに確認した後は、フリーソフトの「ニコエンコ」でニコニコ動画用に再エンコかけます。

これを確認してやっと完成です。

「ナガレボシ~Shooting Star~」ではここまでにのべで18時間くらいかかりました。

後はアップして、コミュニティやらマイリス登録して終わりです。


…と、普段はこんな形で動画を作っています。
「全て直感重視」というB型の癖がものすごく出てる効率悪い作り方ですが、参考にでもなれば幸いです(笑)


コメント

  1. ムジカデリク | URL | -

    Re: 動画作成の手順。

    す、すごい! ぞわっとしました。
    ひとがどうやってモノを作っているのかって、分野が違っても面白いですね。面白いし、触発されます。

    あと作成予定が・・・コンプへのモチベーションの高さが!
    たかやさんと出会えてほんとによかった。うちの曲(こ)たちはホントに幸せだぁ。・゚・(ノД`)・゚・
    たかやさん、もしかして本職じゃないですか?

  2. たかや@管理人 | URL | MAkumj2k

    Re: 動画作成の手順。

    ムジカさん、こんばんは~!

    僕も逆にムジカさんのブログ見て、やっぱり本職の人はこだわれるところも違うなあ…と思ってました。それにやっぱりゴールに設定してるところも全然高さが違いますしね。僕もリンで曲作ってましたけど、ボカロの歌い回しとか曲の細部とか、絶対マネできないですから!

    動画コンプリートは、今直近の大目標です。
    僕もこんな素敵な曲たちに関わらせていただいて感謝です!
    ニコニコ動画とピアプロに関われる限りストーキングしますので、よろしくお願いします(あれ?)。

    ところで、僕は全く本職じゃないんです(^^;) 本職はしがない測量屋さんなんで…。でも、昔からこういうことがしたくてコンピュータの専門学校に4年通ったんですが、19~15年前の当時はまだこういうのはあんまり間口が広くなくて、専門学校では全く教えてもらえなかったんですよね(反面DTMは基礎にも満たないところだけ授業で習ったんですが)。なので、動画はニコ動に触発されて、自分で曲を作るようになったここ1年の間だけです。今使ってるソフトも今年1月に導入したばかりで、1本動画作るたびに新しいことを覚えていってる状況なんで…。昔漫画描いてたのとかが役に立ってるのかも知れません(笑)

    何事もまだまだ未熟ですが、今後ともよろしくお願いしますね♪

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