20年経ったのか。

2008年06月17日 22:36

あの事件からもう20年も経ったのか。

あの事件以来、「日陰者」の烙印を押されても背筋を伸ばして堂々とオタクを宣言しながら生きてきた。隠して隠せるものじゃないし、隠すつもりもなかった。オタクにはオタクなりの誇りがある。誇りを棄てて、なんのオタクか。
ただ、好きなものは好きだと大声で言ってるだけだ。
あの頃も今も。
タイガース、バファローズ、ジャイアンツのファンに囲まれたこの街でも、「ドラゴンズが好き」「イーグルスが好き」だと彼らに向かって対等に話もしてる。それとなにが違うのか。


今でもあのコミケの報道「ここに10万人の宮崎がいます」は忘れてない。
あの報道以来、それまでよく見ていた報道番組を見るのをやめた。今ではテレビすらスポーツ中継以外ほとんど見なくなった(我が家でいちばん見ているのはNHKの教育テレビ)。
十把一絡げにされたテレビをはじめとする報道に抱いた恨みは未だに消えない。
同好の士に対する言われなき侮蔑は忘れない。
きっと墓場まで持っていく。

もしかすると、僕が物書きを志すようになったのも、彼ら「報道」に対する恨みが根底にあるのかも知れない。あの頃はまだ漫画を描いていて、文章でなにかしようなんて考えてもいなかったのだし。

今の秋葉原や日本橋を見ていると、ある意味羨ましくも思える。
白い目も奇異の目もあるだろうけど、あの時ほどひどくない。世界に羨望のまなざし(もちろん一部だろうけど)を受ける街の様子に対しても。
でも、あの時の周囲の白い目や奇異の目が今の僕を作ったのも事実。
その中で自己主張を続けてきたんだから。

でも、この作品に出会ってなかったら、きっと長い物に巻かれてたとも思う。
恨みは心の奥にずっと隠して。

奇面組

彼らに出会えたことを誇りにしたい。

ただの漫画の枠を越えて、大事なことを教えてもらった。

だから、今もはっきりと言える。

奇面組が大好きだ。

そして、これからもオタクであり続けるだろう。

きっと、死んでも治らない。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://minatozaka.blog118.fc2.com/tb.php/182-ddf3b1ac
    この記事へのトラックバック


    最近の記事