スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

冬の新刊作製状況(5)

2007年10月13日 03:01

ようやく冬のギロ夏新刊、メインの物語仮完成~♪
結局40×40字で26枚になりました。
これから見直しと細部の詰めに入ります。

まずは最後の部分から詰め直さないとね~(^^;)


さて、その間に思いついた話をさくっと書いてみたんですが、夢オチとはいえ死ネタなんで、掲載するかどうかちょっと迷ってます。
奇面組みたいに「深夜営業のお店」を作ってそこに放り込んでもいいんですが。
初めてのギロロ一人称。

うちのサイトはギロ夏というよりギロ→夏だよな~。
それがまた書きやすいんだけど(笑)


とりあえず、まだ完成ではないですが、冬の新刊、一部披露します(ホントに一部ですが)
夏美嬢19歳になったばかりの冬の物語。サイト掲載「兄と弟」の1年後の話です↓


Like a Fool(仮) 一部抜粋

 そう言って笑う夏美に、ギロロはいつものようにぶっきらぼうを装う。そうして、夏美の格好に気づいた。コートを羽織っていると言うことは、またどこかへ出かける気なのだろうと解釈する。そうして、その右手の鞄とは別に、左手に持たれている小さな短いマフラーにも気づく。
「出かけるのか?」
 自分を探していただろうことにそのマフラーで気づきはしたが、ギロロは気づかぬふりでそう聞く。嬉しい気持ちを素直に出せないのは、今も変わらない。
「そうよ。ちょっと駅前まで買い物にね。一人だと退屈だから、ギロロにもつきあってもらおうと思ったんだけど」
 夏美はそう言いって笑う。そうして、左手のマフラーをギロロに差し出した。
「まあ、行ってやらんこともない。時間はあるからな」
 ギロロはそう言いながら、マフラーを受け取って首に巻いた。
 いつの頃からか、冬限定とはいえ、夏美からギロロを誘い出すときの儀式。
「じゃあ、頼むわね」
「ああ」
 そうして、二人の影は雪の舞い散る冬の街へ出ていく。

 ギロロは、例によって例のごとく、アンチバリアで姿を消しての同行だ。
 夏美は、歩いている最中、小声でギロロに話しかけてくる。だが、地獄耳のギロロにはそれでも十分だ。夏美の細く小さな声も、しっかりと胸の奥まで届いている。
「じゃあギロロ、ちょっとここで待っててね」
 夏美はそう言うと、一軒の店へ入っていく。大きなショーウインドウのある洋服屋だ。ギロロは、マフラーにあごを埋めながら、夏美の様子をじっと見ていた。
 友人のバイト先だというこの店で、友人の店員と談笑しながら服を選ぶ夏美の姿は、五年前とあまり変わらないように見える。だが、その仕草の端々が、あの頃の少女ではないことを嫌でも思い知らせてくれた。
(夏美も、大人になるのだな)
 ギロロはそう思うと、ベルトのバックルを開け、中の写真を眺めた。しかめっ面でカメラを見下ろす、14歳の夏美。夏美は確かに目の前にいるが、もうこの夏美に会うことはできない。
『夏美殿と一緒にいられる時間は短いであります』
 緑色の幼なじみの言葉が胸の奥で響く。
(あれこれ悩んでいる場合ではないと言うことか…)
 ギロロはバックルを元に戻し、顔を上げた。
(誘うだけ誘ってみよう。ダメで元々だ)
 ショーウインドウのはるか先で、ギロロと目があった夏美は、軽く微笑んでくれた。


コメント

  1. 翼 | URL | 6ueqftb2

    凄く面白そう!

    こんにちは。以前来させて頂きました、翼といいます。
    相変わらずこちらのノベルに心打たれ泣かされております。本当、ギロ夏の関係が素敵です。

    ギロ夏同人出されるんですね!
    私は東京だし同人誌も購入したことないので買えそうに無いですが・・・見てみたい気持ちでいっぱいです。応援してます!

  2. たかや | URL | MAkumj2k

    ありがとうございます

    こんにちは!
    いつもありがとうございます。

    オフライン同人は奇面組サークルとして活動してまして、大阪のコミックシティにしか出てないんです。冬も奇面組のエリア(ジャンプFC)でギロ夏を売ろうとしてるので、残る公算「大」(笑)
    在庫が出ましたら通販に載せる計画ですので、よろしければ来年(気の長い話ですが)ご確認ください。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://minatozaka.blog118.fc2.com/tb.php/13-499710c9
この記事へのトラックバック


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。